濁草子

考えたことや良かったものをひたすら更新していく予定です。

台湾旅行記2023冬 - 1日目(台北)

出国まで

成田空港から出発するということで、朝早い時間に目をこすりながら電車に揺られていった。私は比較的成田空港に近いところに住んでいるが、昔国際線について変な勘違いをしており飛行機に乗れなかったという苦い思い出があったので早めに成田空港第1ターミナルに着いてフラフラしていた。木曜日のお昼前ということでだいぶ空いていた。到着フロアにはマリオワールドの世界観が散りばめられており、さすが任天堂だと感心していた。

昔ロシアに行こうとして荷物を預ける時間を間違えて乗れなかった現場と全く一緒で、嫌な光景を思い出す。どこで荷物を預けてチェックインするか、一通りロビーをぐるっと回った後、椅子に腰掛けて友人たちを待っていた。隣の椅子にはなぜかみかんが置いてあった。

 

そんな訳は……と思ったら本当にみかんだった。

 

無事友人たちと合流してチェックインをしてから荷物を預け、各々必要なものを買ったり設定をしてからお昼を食べた。出発時刻を見るとまさかの1時間遅延。ただ、友人の一人がeSIM設定に苦労していたので、ひたすら原因を検索したり応援したりしていた。結果遅延して良かったのかもしれない。

 

eSIM等の設定についてはこちらで記載している。

 

dac-rano-soushi.hatenablog.com

 

 

 

搭乗〜入国

無事に懸念事項もなくなり、飛行機に搭乗。地球の歩き方を買っていた友人が、地球の歩き方グミを見つけたらしく私たちの分を買ってきてくれたので、それを食べながら空腹を凌いでいた。機内雑誌は離陸前に読み終わってしまい、FODでダウンロードしておいた「ラブ・ジェネレーション」を観始めた。機内サービスの番組は不思議なものが多く、あらかじめダウンロードしておいて良かったし、イヤホンを持ってきていて良かった。

しかし、3話まで観たところでなんとなく松たか子の演じるキャラクターが好きになれず、観るのを断念してしまった。ロンバケの時も山口智子の演じるキャラクターに対して同じ感情を抱いたのだが、ロンバケ同様後から好きになれるのだろうか。

その後ゲーム等をしていたら桃園国際空港に到着。日没していたがやや暖かかった。

 

完全に初めての台湾に浮かれており、そのテンションで入国審査を実施。英語が伝わるか不安だったがなんとか入国。手荷物も受け取り、一旦トイレに行った。台湾ではトイレットペーパーを流さずにゴミ箱に捨てるところもあると聞いていたが、空港は日本と同じ形だった。意外ともうそんな場所は少ないのかなと思いながらトイレを出て待っていた友人たちのところへ行き少し歩いていると、何かが足りないことに気づく。

 

リュックがない!?

 

私も友人たちも驚きながら、確実にトイレにあることはわかったのでダッシュで戻る。自分が入っていた個室は閉まっていたのでヤキモキしながら待っていると、中から現地の方っぽい女性が私の黒いリュックを持って出てきた。

「あーーー!リュック私のです!!!」と言うと「うわー!ほら忘れ物!良かったー!」と少し笑顔でからかいながら渡してくれた。

お礼を言ってその女性と別れた後友人たちと合流し中身を一応確認したが、パスポートも財布もその他のものもそのままだったので本当に安堵した。リュックもコートもスーツケースも抱えて、という状態で忘れてきてしまったと思うので、旅行中コートはリュックの中に詰めておくという誓いを立てた。

ドギマギしながらも、現地で早速英語で交流ができたことに少しテンションが上がったのであった。

 

その後NT$5000キャンペーンにチャレンジして見事玉砕し、泣く泣く多めに日本円をNT$に換金した。

 

 

もう夜なのでとりあえずチェックインしようと、MRTでホテルの最寄り駅に向かった。空港で事前に「悠遊卡」というICカードを買って、それで電車やバスを旅行中は使っていた(なんなら使いきれない疑惑があったので、買い物もこれでした)。

 

チェックイン〜夕食

ホテルに着いてチェックイン。台北でのホテルはシーザーメトロ台北に宿泊することにしていた。

 

www.booking.com

 

部屋は広く過ごしやすい。大きなテレビがあり、ずっと似たようなCMばかりが流れている。マックのCMを何回見たかという感じだったが、BGMが紅しょうがのPodcast「紅しょうがは好きズキ!」のジングルと一緒で、本当に驚いた。

ホテルで少しゴロゴロした後、お腹が空いていたので近くの夜市を散策してみることにした。ホテルから夜市までには龍山寺という大きなお寺があった。実は好きな芸人であるマユリカが取材で直近来ていたらしく、聖地巡礼みたいなものになるので嬉しかったが、お腹がとにかく空いていたので門の中に入って外観だけサラッと見ることにした。中には大きな滝があって、塗装もカラフルで日本のお寺より派手。中も少しだけ覗いてみたが、天井が高かった。次回はお寺でのお参りもしてみたい。

 

夜市は華西街夜市・廣州街夜市・梧州街夜市が3つとも近かったのでフラフラしながら夜ご飯のお店を決めていた。

華西街夜市は3つの中で一番大きな印象だったが、マッサージ店や不思議なお店が多く、すぐに帰ってきてしまった。足ツボみたいなマッサージを受けている人が多かったが、外から丸見えなのが少し恥ずかしい。蛇やサソリのようなものを漬けている漢方なのか精力的な何かを売っている店なのかよくわからないお店もあった。

 

華西街夜市だけ他の夜市とは様相が違った。もっと有名な夜市もこんな感じなのだろうか?

 

その他の夜市に足を運び、どちらかの夜市の椅子がある店に入った。紙に書いて注文する形式で、豚足煮込みとサメの燻製、筍サラダと滷肉飯を注文した。これはどこもそうだったのだが、メニューにドリンクはなく冷蔵庫から申告して取るスタイルだったので、台湾ビール大瓶を1本取って3人で分けた。

料理を待ちきれずにビールを開けてみんなで飲む。本当に美味しい。瓶ビールはそんなに好きではないが、好きな人たちと分け合う時は本当に体に沁みる。あっという間に料理が届き、それぞれつついてみるが、だいたい美味しい。豚足煮込みと滷肉飯は味付けが似ていて、これぞ台湾という感じ。サメの燻製はグニグニしていて、あまり好きではなかったが頼んだ責任があるので頑張って食べた。エイを刺身で食べたらこんな感じなのだろうかという柔らかさだった。

 

滷肉飯と豚足

 

滷肉飯は1膳分くらいの大きさだったが、それ以外の量が多く、お腹がパンパンになって店を出た。夜市のゲームをやろうかと話していたものの、疲労感もあり友人がスイカを屋台で買うのを見守りつつ部屋に帰って寝た。

 

 

dac-rano-soushi.hatenablog.com