濁草子

考えたことや良かったものをひたすら更新していく予定です。

台湾旅行記2023冬 - 4日目(台中)

朝食

台湾最終日。この日は台中→台北台北→空港と移動がメインだったため、観光はほぼせずご飯とお土産探しに振ることに。

台中駅に着いてホテルに向かう際、包子の店が点在していた。そういえばまだ包子的なものを食べていないということで、チェックアウトした後包子を食べに行くことに。残念ながらお店の名前は忘れてしまった。

 

お店は人でごった返していた。どのメニューが何を示すのかわからないまま観察していたら、「これで良い!?」と言われ「それ」をとりあえず3つとお茶をつけた。

少し小さめの熱々の肉まんと紙コップを渡される。お茶はホットとアイスがそれぞれジャグに入っており、豆乳で割ることもできる。

私はアイスティーをストレートで入れ、空いている卓を取った。周りの人はあまり熱がる様子はなく、何かのソースをかけながら肉まんを頬張っている。

私たちも持つだけでも熱い肉まんと格闘しながら上からそっと齧ってみる。なんと中にスープが詰まっており、見事に舌を火傷した。小籠包並みにスープが入っており、なかなか食べ進められないものの非常に肉汁が溢れていて美味しい。

それにしても、ハフハフと熱がっているのは日本人である私たちだけなのが本当に不思議だった。現地の人は慣れで口内の組織が厚くなっていたりするのだろうか。

 

 

もう一つ食べようかと思ったが、駅の構内でパン屋をちょこちょこ見たので食べてみたいということになり、包子は一つで切り上げてパン屋を探すことに。ちょうど近くにショッピングセンターのフードコートがあったのでそこに入った。

私は台湾のチキンを食べたかったので並んだものの、声をかけても店員のお姉さんが無限に鶏肉を揚げ続けているので断念し、エッグタルトを2個買って食べた。

半熟っぽいエッグタルトを買ったのだが、これがまた美味しい。コーヒーがあったらもっと美味しかったと思う。

 

電車の時間が迫っていたので急いで台中駅に向かった。行きとは違う道で駅まで行ったのだが、台北では見なかったような市場が広がって、白菜のような野菜を売っているのを見た。今回は見る時間がなかったので、次回行く時にゆっくり観察したい。

 

空港でのお土産タイム&チキンリベンジ

電車を乗り継ぎ、空港でお土産を見ることに。お土産は既にそこそこ買っていたが、拌麺という日本でいう汁なしまぜそばは何かしら買って帰りたかった。お土産屋さんで曽拌麺を買い、私のお土産購入タイムは終了。あとは友人たちのお土産を見ていた。

買い物も終わり、台湾チキンが食べれるとのことでフードコートへ。私と友人の一人は台湾チキンをシェアして、もう一人はバーガーキングを買いに行った。台湾チキンと言ってもほぼミニストップのクランキーチキンのようなもので、すぐに食べ終わってしまった。友人は台湾限定の麻辣バーガーと迷っていたが、レギュラーメニューを食べていた。

 

帰国

時間はあっという間で、飛行機が出る時間になった。出国手続きは入国時に取得した顔認証で簡単に手続きができるというものだったが、私の今の顔とパスポートの顔が全然違うため顔認証をクリアできず、一人だけ別ゲートで出国手続きをした。

帰りもFODでラブジェネを観ようと思っていたが、期限が切れてしまい観れなかったので写真を見返したり寝たりしていたら日本に着いた。諸々済ませていたら22時。

お腹が空いていたが空港内はどこもお店は閉まっていたので、名残惜しいが友人たちと別れ帰路に着いた。

 

思ったこと

フレンドリーな国民性

全体を通して、台湾の人は非常にフレンドリーな人が多く親切な印象だった。めちゃめちゃ話しかけてくる。韓国に行って帰国する時もアジア圏のマダムに話しかけられたのだが、日本以外のアジアの人は結構そのような文化があるのだろうか。

 

何を見るかではなく誰と行くか

別の記事でもいつか書こうと思っているが、私の性格というか特性的に人と旅行をしたら後半だいぶ口数が減ることが多い。なんなら一日でもランチをして何かを挟んで夜に飲む、という盛りだくさんな内容だとだいぶぐったりしてしまう。

特性というのはいわゆるHSP気質というもので、人よりも鋭敏な感覚を持っており、私の場合は五感というよりかは感受性の部分が大きいかもしれない。人よりも多くの情報が入ってくるので、一日ずっと刺激があると疲弊してしまうのである。さらに相手によっては些細な気遣いが自然と出てしまい、一人の時間を途中で挟ませてほしいと思うこともある。そして悲しいことに、MBTI的に好奇心が人一番強いので自ら刺激を求めに行ったり予定の最初にテンションが上がりすぎてペース配分を間違えたりすることがあるのである。

 

上記のような特性があるのだが、この旅行では人といる疲れというものが発生しなかった。成田空港から帰る時に友人との別れが名残惜しいという感覚があり、このことには非常に驚いた。台中のバスで運転手に謎に怒られてビクビクしていた時に他の二人が笑い飛ばしていたことは非常に心強かったし、観光中も普段と変わらないような他愛もない話をしていたことも安定感があって楽しかった。あと、とにかく全員に旅行をスムーズに遂行しようという心持ちを気楽に持っていたので、このような結果になったのかもしれない。本当に誰と行くかは大事。

 

食事ってもしかしてヘルシー?

結構そこそこの量を毎食食べていたのだが、なぜか旅行中や帰国後数日顔がほっそりしていた。絶対に丸い顔で帰ってくると思っていたので不思議だったのだが、台湾料理は煮込み料理が多く、油をあまり使わないからなのだろうか?満足感はだいぶ高いが、本当にヘルシーなのだとしたら自分のレパートリーに加えたい。

 

トイレ事情、除菌シート必須

除菌シートを多めに持っていったので足りたものの、トイレに手ぶらで行ってしまう時もあったため常に携帯しておいた方が良いと感じた。駅や複合施設の中では個室に紙の便座シートが用意されていた。なぜだろうと思っていたのだが、ある場所で便座が下がった状態でおやおや?というような状況になっており、面食らったことがあった。たまに日本の洋式トイレに「トイレの座り方」のような注意書きが書いてあり、ずっと疑問だったのだが、もしかしたら国によってそこの文化も違うのかもしれない。すごい濁して書いたので、なんとか想像してほしい。飲食店のトイレは男女共用のところもあるので、除菌シートは携帯していった方が良いだろう。

また、特に飲食店でトイレットペーパーがロールとして横に置いてあるのではなく、キムワイプのような形状でトイレの後ろの蓋の上に置いてあることが多かった。気を抜いてうっかりいつものように座って紙が真後ろにあって肩が外れそうになる、ということがあったので気をつけてほしい。

 

5章に分けて書いていた台湾旅行記もこれで終わる。

行けるうちに様々な国に行っておきたい。

次はどこに行こうかな。