濁草子

考えたことや良かったものをひたすら更新していく予定です。

台湾旅行記2023冬 - 2日目(台北)

朝食

廣州街夜市にある牛肉湯のお店に向かった。名前はないが、屋台の看板のように大きくメニューが貼ってあるのでわかりやすい。忙しそうな店員さんになんとか話しかけて注文し、牛肉湯と雛肉飯を人数分と白菜を煮たものを1皿頼んだ。程なくして料理が運ばれてきたが、サービスで厚揚げと卵を煮たものも持ってきてくれた。

 

 

牛肉湯がとにかく美味しい。台湾旅行で一番美味しかったもののトップ争いに入るかもしれない。レシピを調べてみても、白濁のスープのレシピばかりでこの透明なスープのものは出てこない。シンプルに煮て塩で味付けすれば良いのだろうか?

他の料理もとにかく優しい味で、朝からこんなに食べられるかと心配だったがペロッと平らげてしまった。

 

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踏んだり蹴ったり

朝食でエネルギーを蓄えた後、台北流行音楽中心に向かった。音楽史を学んだり場合によってはライブや出店に出くわせるということで、音楽好きの私たちは意気揚々と向かったのだが、なんと臨時休業。次回台北に行く時には絶対に寄りたい。

小雨も降り出して悲しみに暮れながらも、次の場所・無印良品 松高旗艦店に行こうとバス停でバスを待っていた。Google mapの案内と照らし合わせながら目当てのバスが来たので乗ろうと思ったら、目の前を素通りしてしまった。明らかに乗るはずだったバスと番号も一致しているので訳もわからないまま調べてみると、台湾のバスはどうやらバスが来たら手を挙げなければ停車しないようだ。

ICカードをかざしてバスに乗る。日本のバスと大きな違いはないが、台湾のバスは人が乗った瞬間すぐに発車するので転びそうになる。帰国して日本のバスに乗った時はだいぶ感動した。また、降りる時はバスが止まる少し前にはみんな乗降口の近くまで行って先にICカードをタッチしていた。すぐに降りないとバスが発車してしまうのだろうか。私たちも見よう見まねで一連の動作をしてバスを降りた。

 

無印良品

無印良品に到着。松高旗艦店が一番大きな無印らしく、実際たくさんのフロアがあった。人へのお土産をどうしようかと思っていたのだが、パイナップルケーキはもう誰もが飽きているのではないかと思い、無印の台湾限定商品を買って帰ろうと考えていた。ネットで見た鉄観音茶味のポップコーンは残念ながらなかったが、お茶やチョコレート関連のものが充実していた。結果、コアントローが入ったトリュフチョコレートや鉄観音フレーバーのチョコレート、東方美人茶・緑茶味のゴーフレットを買って帰った。

ちなみにMUJIアプリは台湾でも使えた。

 

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おやつ&昼食

予定よりもだいぶ時間が巻いていたのでカフェでも入ろうという話になり、隣の施設にある評価が良さそうなカフェ「kafe D」に向かった。どうやら台中で人気のカフェらしい。この後にどこかでお昼を食べようかと話していたものの、ケーキが美味しそうでみんなでドリンクとケーキをそれぞれ頼んだ。私はマンデリンを頼んだのだが、3〜4杯分はあるのではないかという量が来てお得感に喜びつつ飲むのが大変だった。

 

 

お腹は空いていなかったがケーキを食べたら胃が活性化し、近くの汁なし麺が美味しそうなお店に入った。「清真中國牛肉麺館」という牛肉麺のお店の支店らしく、ビブグルマンのマークも掲げられるような人気店らしい。

汁なし牛肉麺のようなもののセットと、周りの人が結構飲んでいたので小さな缶コーラを人数分頼んだ。どうやら小皿に盛られたおかずを人数分自由に持って行って良いとのことで、なすのニンニクと油で絡めたようなものとタタキきゅうり、湯葉と野菜の辛い炒め物を持っていった。小皿といってもだいぶ大量に盛られており、食べるのが大変だった。

汁なし牛肉麺は下にあるタレが思ったよりサラサラで、麺もツルッとしており食べやすかった。「まぜそば」をイメージしていたので、少し思い描いていたものとは違ったが、ケーキを食べた後なのでありがたかった。

 




※下記の記事とは別店舗です。参考まで。

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突然未来の生活について考えることに

夜ご飯まで時間が空いたので、行く予定ではなかったが近くの松山文創園区に立ち寄ってみた。タバコ工場の倉庫をリノベーションしたカルチャー施設らしい。リノベ施設には立ち寄りたいと話していたので、ちょうど良いと足を運んだ。雑貨屋や食品が売られており、展示多めの赤レンガ倉庫みたいだった。

お店を見つつ、フラッと展示に入ってみたら入口で小さなリーフレットみたいなものをもらったが、その内容も展示物も中国語で何もわからない。なんとなく流れで見てみようと思ったものの、気がついたら一人がいなくなってて探したら、途中で展示側の人に捕まって英語でChatGPTの未来について聞かれていた。それを見ている私たちも話しかけられ、英語で展示の概要について説明を受けた。

未来の生活がどうなっていくかを考えてみよう、みたいな展示だったらしいのだが、英語もそこまで得意ではないので半分くらいしかわからなかった。多分わかっていたら個人的に結構好きな内容だっただけに惜しい。まさか英語でたくさん会話して且つ将来の暮らしについて考えるとは思わなかったのでだいぶ頭を使い、満腹だったお腹も良い感じにこなれてきた。夜は行きたい店があったので、そこに向かうことにした。

 

長い夜

夕食

行きたかった店とは「長白小館」。ガイドブックに載っており、名物の豚バラと白菜の酢漬けの鍋がシンプルながら美味しそうでどうしても食べたかったのである。地元民にも観光客にも人気で、予約なしだと早めに行かないと厳しいという情報を得て、17時の開店とほぼ同時にお店に向かった。「2時間くらいだけど大丈夫?」と日本語で案内されて驚きつつ、中に入れてホッとした。私たちの後にも日本人の団体が来ており、日本人にも人気の店だということがわかった。

ここでも台湾ビール大瓶を注文。鍋は豚バラはデフォルトで入っているらしく、追加で2種類肉を選べるようで牛と豚を選んだ。出汁用にカニが半身浸けられており、味はそんなについていないのでタレコーナーで自分でタレを調達する。ブレンドは自由だが、おすすめの配合が書いてあるのでその通りに器にそれぞれのタレを入れていく。ごまだれや韮ソース、豆腐ようやニンニク等を入れて混ぜ、お好みでネギやパクチーを添える。これに肉と白菜をつけて食べるのだが、タレがあまりにも美味しかった。タレを売ってほしい。冬はずっとこれで良いと思った。

 

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サクッとビール

お目当てのバーがあったのだが、予約まで時間があったので一軒挟むことに。「現地のビールが飲みたいよね」と話していたので、近くのビアバーを探すと「小泉自然酒」という名前を発見した。日本人がやっていたりするのだろうかとも思い向かうと、半分アパレル、半分座れる角打ちのような空間が広がっていた。

ビールが飲みたいことを伝えると、それぞれの味を説明してくれた。

樽生もあってなぜかオリオンビールだったので興味が湧いたが、せっかくなので飲んだことのない苦めのビールを教えてもらい注文した。あまりにも美味しかったので店員のお兄さんに感想を言ったら「僕も一番好き!」とはにかみながら言われた。

 

 

オリオンの樽生があるなら、他にも日本的なものがあったりするのだろうかと店内を見ていると、後ろの壁に新宿のBERGのチラシが貼ってあった。一体どういう関係だったのだろう。

 

tran-store.business.site

 

ジンバー

21時近くになり、目当てのバーの予約時間が近くなったので移動。数年前にジンにハマり、日本でもジンバーでたまに嗜む程度に飲んでいる。そこで出会った人々のうちの一人が「台北に行くならこのバーには絶対に行ったほうが良い」と背中を押してくれ、台北でもジンバーに行くことにした。その人は台北のそのバーのオーナーと交流があるらしく、「行くなら予約しておきますよ!」と予約までしてくれた。

 

道中が暗く、店も一瞬気づかずに通り過ぎてしまったが、「Sidebar」を見つけた。手前はカジュアルバーのような形で団体がワイワイ飲んでいたが、名前を伝えると少し時間を置いて奥の部屋に通してくれた。扉を開けると、大量のジンが壁いっぱいに陳列されている部屋が広がっていた。壁一面のジン、カウンターの上にあるライトもジンのボトル仕様になっている。約1,000種類のジンがあると聞いてはいたが、これだけ並んでいると圧巻だった。ジン好きのディズニーランド。夢の国。まだ中には誰もおらず、テーブル席に通される。オーナーの方が来てくれて、説明をしてくれた。私は好きなジンの銘柄を伝えて似たテイストのものを、友人は自分が普段どういう味が好きかを伝えてオーダーしていた。味の好みを伝えるというのはなかなか表現が難しそうだが、ここには様々な味がジャンルごとに記載されているルーレットのような物が置いてある。初心者にもわかりやすく優しい仕組みだった。

 

 

しばらくすると3本ほどボトルが運ばれ、試飲をさせてくれた。気に入ったものを好きな飲み方でオーダーできる。どれも見たことのないものでずっと興奮しながらソニックやジンフィズを2杯ほど飲んだ。

 

オーナーは自らジンの本を書いたりジンを作ったりと精力的な方で、せっかくなので1本お土産に買って帰ろうと試飲をしたのだが、どれも美味しく結局2本買ってしまった。1本はスパイシーで、もう1本は白葡萄のようにフルーティーな味のもの。後日日本でジンを持ち寄るイベントがあったのだが、2本とも大盛況だった。

 

お会計を済ませて帰ろうとしたら「せっかくだから」とオーナーに声をかけられ4人で記念写真を撮った。ホスピタリティが凄すぎる。ジンを普段飲まない友人達も、一連の体験を喜んでくれたようで良かった。

 

maps.app.goo.gl

 

店を出たらもう良い時間だったので、タクシーを拾ってホテルに帰宅。運転手は「何そのホテル?どこ?電話番号教えて?」と言っており不安だったのだが、電話をして確認してくれた。ほぼワン切りで大丈夫かと心配になったが、台湾だとどこもこんな感じなのだろうか。

 

盛りだくさんだったのでだいぶ疲れて眠く、お風呂を待っていた時に何を話していたかあまり覚えていない。明日はゆっくりできるね、なんて話をして気絶するように寝た。

 

 

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台湾旅行記2023冬 - 1日目(台北)

出国まで

成田空港から出発するということで、朝早い時間に目をこすりながら電車に揺られていった。私は比較的成田空港に近いところに住んでいるが、昔国際線について変な勘違いをしており飛行機に乗れなかったという苦い思い出があったので早めに成田空港第1ターミナルに着いてフラフラしていた。木曜日のお昼前ということでだいぶ空いていた。到着フロアにはマリオワールドの世界観が散りばめられており、さすが任天堂だと感心していた。

昔ロシアに行こうとして荷物を預ける時間を間違えて乗れなかった現場と全く一緒で、嫌な光景を思い出す。どこで荷物を預けてチェックインするか、一通りロビーをぐるっと回った後、椅子に腰掛けて友人たちを待っていた。隣の椅子にはなぜかみかんが置いてあった。

 

そんな訳は……と思ったら本当にみかんだった。

 

無事友人たちと合流してチェックインをしてから荷物を預け、各々必要なものを買ったり設定をしてからお昼を食べた。出発時刻を見るとまさかの1時間遅延。ただ、友人の一人がeSIM設定に苦労していたので、ひたすら原因を検索したり応援したりしていた。結果遅延して良かったのかもしれない。

 

eSIM等の設定についてはこちらで記載している。

 

dac-rano-soushi.hatenablog.com

 

 

 

搭乗〜入国

無事に懸念事項もなくなり、飛行機に搭乗。地球の歩き方を買っていた友人が、地球の歩き方グミを見つけたらしく私たちの分を買ってきてくれたので、それを食べながら空腹を凌いでいた。機内雑誌は離陸前に読み終わってしまい、FODでダウンロードしておいた「ラブ・ジェネレーション」を観始めた。機内サービスの番組は不思議なものが多く、あらかじめダウンロードしておいて良かったし、イヤホンを持ってきていて良かった。

しかし、3話まで観たところでなんとなく松たか子の演じるキャラクターが好きになれず、観るのを断念してしまった。ロンバケの時も山口智子の演じるキャラクターに対して同じ感情を抱いたのだが、ロンバケ同様後から好きになれるのだろうか。

その後ゲーム等をしていたら桃園国際空港に到着。日没していたがやや暖かかった。

 

完全に初めての台湾に浮かれており、そのテンションで入国審査を実施。英語が伝わるか不安だったがなんとか入国。手荷物も受け取り、一旦トイレに行った。台湾ではトイレットペーパーを流さずにゴミ箱に捨てるところもあると聞いていたが、空港は日本と同じ形だった。意外ともうそんな場所は少ないのかなと思いながらトイレを出て待っていた友人たちのところへ行き少し歩いていると、何かが足りないことに気づく。

 

リュックがない!?

 

私も友人たちも驚きながら、確実にトイレにあることはわかったのでダッシュで戻る。自分が入っていた個室は閉まっていたのでヤキモキしながら待っていると、中から現地の方っぽい女性が私の黒いリュックを持って出てきた。

「あーーー!リュック私のです!!!」と言うと「うわー!ほら忘れ物!良かったー!」と少し笑顔でからかいながら渡してくれた。

お礼を言ってその女性と別れた後友人たちと合流し中身を一応確認したが、パスポートも財布もその他のものもそのままだったので本当に安堵した。リュックもコートもスーツケースも抱えて、という状態で忘れてきてしまったと思うので、旅行中コートはリュックの中に詰めておくという誓いを立てた。

ドギマギしながらも、現地で早速英語で交流ができたことに少しテンションが上がったのであった。

 

その後NT$5000キャンペーンにチャレンジして見事玉砕し、泣く泣く多めに日本円をNT$に換金した。

 

 

もう夜なのでとりあえずチェックインしようと、MRTでホテルの最寄り駅に向かった。空港で事前に「悠遊卡」というICカードを買って、それで電車やバスを旅行中は使っていた(なんなら使いきれない疑惑があったので、買い物もこれでした)。

 

チェックイン〜夕食

ホテルに着いてチェックイン。台北でのホテルはシーザーメトロ台北に宿泊することにしていた。

 

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部屋は広く過ごしやすい。大きなテレビがあり、ずっと似たようなCMばかりが流れている。マックのCMを何回見たかという感じだったが、BGMが紅しょうがのPodcast「紅しょうがは好きズキ!」のジングルと一緒で、本当に驚いた。

ホテルで少しゴロゴロした後、お腹が空いていたので近くの夜市を散策してみることにした。ホテルから夜市までには龍山寺という大きなお寺があった。実は好きな芸人であるマユリカが取材で直近来ていたらしく、聖地巡礼みたいなものになるので嬉しかったが、お腹がとにかく空いていたので門の中に入って外観だけサラッと見ることにした。中には大きな滝があって、塗装もカラフルで日本のお寺より派手。中も少しだけ覗いてみたが、天井が高かった。次回はお寺でのお参りもしてみたい。

 

夜市は華西街夜市・廣州街夜市・梧州街夜市が3つとも近かったのでフラフラしながら夜ご飯のお店を決めていた。

華西街夜市は3つの中で一番大きな印象だったが、マッサージ店や不思議なお店が多く、すぐに帰ってきてしまった。足ツボみたいなマッサージを受けている人が多かったが、外から丸見えなのが少し恥ずかしい。蛇やサソリのようなものを漬けている漢方なのか精力的な何かを売っている店なのかよくわからないお店もあった。

 

華西街夜市だけ他の夜市とは様相が違った。もっと有名な夜市もこんな感じなのだろうか?

 

その他の夜市に足を運び、どちらかの夜市の椅子がある店に入った。紙に書いて注文する形式で、豚足煮込みとサメの燻製、筍サラダと滷肉飯を注文した。これはどこもそうだったのだが、メニューにドリンクはなく冷蔵庫から申告して取るスタイルだったので、台湾ビール大瓶を1本取って3人で分けた。

料理を待ちきれずにビールを開けてみんなで飲む。本当に美味しい。瓶ビールはそんなに好きではないが、好きな人たちと分け合う時は本当に体に沁みる。あっという間に料理が届き、それぞれつついてみるが、だいたい美味しい。豚足煮込みと滷肉飯は味付けが似ていて、これぞ台湾という感じ。サメの燻製はグニグニしていて、あまり好きではなかったが頼んだ責任があるので頑張って食べた。エイを刺身で食べたらこんな感じなのだろうかという柔らかさだった。

 

滷肉飯と豚足

 

滷肉飯は1膳分くらいの大きさだったが、それ以外の量が多く、お腹がパンパンになって店を出た。夜市のゲームをやろうかと話していたものの、疲労感もあり友人がスイカを屋台で買うのを見守りつつ部屋に帰って寝た。

 

 

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台湾旅行記2023冬 - 準備

きっかけ

急遽友人3人で台湾に行くことになった。いつも行く定食屋兼飲み屋でほろ酔いになりつつ、それとなく海外旅行に行くならどこに行きたいか、という話になった。

「台湾意外と行ったことないかも。行ってみたい。」「え、行っちゃう?」という飲み屋でよくあるような冗談かよくわからない会話をした翌日、自分の中の台湾熱が高まっているのを感じ、友人に「本当に行く……?」とLINEをしたら本当に行くことになった。

 

準備

旅行は行く場所やホテルや移動手段をなるべく早めに決めておきたいタイプなので、友人たちと集まってガイドブックを買ってカフェで会議をした。台北と台中に行く?となんとなく決めて飛行機だけとりあえず取ることにした。安い便が残りわずかで、全員焦りながら自分のスマホにパスポートの情報が入ってないか確認して奇跡的に全員情報を引っ張り出してきて飛行機を予約した。最近のGoogleフォトはすごいもので、「パスポート」と入れると過去に撮ったパスポートの写真が出てくる。便利だしセキュリティ上不安でもある(フォルダから消せば良いのだけど)。

その後も台北と台中のホテルを予約し、後は各々で準備をすることになった。

 

eSIM

過去に香港と韓国、ロシアに行ったことがあるのだが、毎回Wi-Fiを準備して複数人で使っていた。ただ、今回は友人たちがsSIM経験勢ということもあり、私もeSIMを使ってみることにした。初めての台湾ということもあり、様々な情報をネットやSNSで検索していたのだが、様々な情報を得ることができ、且つ料金が比較的安かったのでKKdayでeSIMを利用することにした。

 

KKday - 台湾eSIM・データ無制限予約

https://www.kkday.com/ja/product/132984-unlimited-data-esim-taiwan

 

使い方は簡単で、購入した後にメールで送付されるQRコードを読み込み、あらかじめ自分のスマホにeSIMを登録しておく(※PCでQRを表示してスマホで読み込むのが便利)。飛行機に乗る際に機内モードにして、主回線にeSIMを切り替えておけば現地で接続が可能。

気をつけておきたいのは、台湾の場合eSIMを利用する際に実名登録が必要で、別サイトであらかじめ情報を入力しておかないとローミングをオンにしても接続できない。KKdayの場合はQRコードが書いてあるPDFの注意書きのところにサラッとURLが書いてあったので、そのサイトで登録をした。

また、友人の一人のスマホSIMフリーではなくロックがかかっており、eSIMをうまく取り込めないということがあった。キャリアサイトのマイページでロック解錠が必要となり、キャリアの暗証番号が必要なのでこれも注意しておきたい。

 

NT$5000プレゼントキャンペーン

個人の台湾旅行者限定で事前に入国情報を入力しておくと抽選でNT$5000が当たるキャンペーンをやっていることをKKdayで知った。入国手続きを終えるとブースがあり、そこで情報登録後に送られてくるQRコードをかざすと抽選に参加できる。下記サイトに詳細が書いてあるので、ぜひおすすめしたい。出国当日だと申し込めないので、eSIMを申し込むのと同時にやるのが効率的かも。ちなみに、友人とやった結果全員外れた。

 

go-taiwan.net

 

持ち物

11月末〜12月頭の3泊4日で行ったが、荷物はビビリなので多めに持って行った。

トコジラミのニュースをよく見たので対策グッズを持っていこうと思ったものの、薬局に良いものが売っておらず持っていけなかった。ただ、ホテルは台北台中どちらも綺麗で、特にスプレー等する必要はなかった(実際に被害もなし)。

持っていって良かったものには◎をつけていく。

 

 

リュック

スマホ

・パスポート

・宿泊先の予約表コピー

・モバイルバッテリー

スマホ充電ケーブル

・ハンカチ

ティッシュ

・リップ

・生理用品

・財布(トラベル用を持って行けば良かった……)

◎除菌シート(トイレで重宝。便座シートがない場所では宝)

フィルムカメラ

◎折り畳み傘(台北では小雨が定期的に降っていた)

◎ワイヤレスイヤホン

 

スーツケース

・衣類(基本長袖シャツだったが、半袖もある程度持って行けば良かった)

・寝衣(スウェット)

ヘアアイロン

◎サングラス(台中は日差しが強くて日焼け止めとセットであって良かった)

◎日焼け止め

・メイクセット

・トラベルバスセット

・トラベルスキンケアセット

・歯ブラシセット

・タオル(予備、使わなかった)

◎エコバッグ(レジ袋は有料なのでマスト)

・薬(胃は壊さなかった)

・メガネ、コンタクト

・マスク予備

 

前日の夜にライブがあったので23時頃に帰宅し、友人たちとグループ通話をしながら荷造りを進めていった。

 

次回はいよいよ旅行編。

 

 

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良かったモノ・コト(2023)

自分が良いと思ったものって脳に留めておきたいけどどんどん忘れていってしまうので、定期的にここにアーカイブしていきたいと思う。

2023年は例年より様々なものに出会えた気がする。

 

お笑い

マユリカ

こんなにハマると思わなかった。前々からPodcastは勧められていた。ある日Xでよしもとの彦根でのお笑いライブの動画広告が流れてきて「なんで?」と思って見ていたのだが、ギャグを全力でやってゼェゼェしている中谷の表情や高すぎる声が妙に気になり、気づいたらPodcast「うなげろりん」を全部聴き終えていた。M-1グランプリ2023でネタ終了後にたくさんいじられていたが、いじりたくなる感情が非常にわかる。M-1で出てきた「キモダチ」や「きちゃない」というワードのように絶妙なキモさがあるので大声では人に勧めにくかったのだが、M-1のおかげで勧めやすくなった。ネタも面白いが、学校とかファミレスとかで男子中学生二人が話している、みたいな会話を聴けるのでPodcastを強くおすすめしたい。

 

 

空気階段 - 無修正

空気階段の単独公演。今年も無事に行くことができた。今までの中で一位二位を争うくらいに良かった。日常の中の非日常なのか非日常の中の日常なのか、境界線が曖昧な世界を描く空気階段が本当に好き。私も競馬を始めて馬券を短冊の代わりに吊るしたいし、恵方巻きに真摯に向き合って食べる。

 

ダウ90000 - 20000

コント公演は初めてだった。友達4人で共有したいコンテンツをひたすら送り合うLINEグループがあり、そこでダウ90000にハマった最後の一人が自分だった。いつも4人でライブに行くが、そもそもダウ90000のライブを観てその後に飲みながら話すセットがもう本当に楽しい。

ダウ90000のネタは、たまに観ている時に恋に落ちているような感覚になる。蓮見翔は本当にどうしてこんな発想ができるのだろうか。

 

 

音楽

 

松木美定

2023年に見つけたアーティストの中で一番聴いたと思う。個人的に、天気に合う曲だなーと思い、その日の天気で聴く曲を変えていた。松木美定のおかげで、雨の日も外出が楽しかった。なんだかポワルンみたいだな。Spotifyではお気に入りのプレイリストを公開しており、そこに入っていたインドネシアのDJユニットDiskoriaの楽曲がめちゃめちゃ良くてそれにもハマった。インドネシアレトロポップス、ハマりそう。他にも漁りたい。

K-POP

自分がK-POPにハマるなんて全く考えられなかった。きっかけはゼミの同期たちと行ったカラオケ。ゼミの同期はみんな何かしらのオタクなのだが、アイドル全般を推している一人がLE SSERAFIMの「ANTIFRAGILE」を観賞用で流し始めた。元々存在は知っていたものの、その時は「宮脇咲良がいるグループだ」という印象のみだった。しかし、その後から気がつけばずっと頭に「ANTIFRAGILE」が流れており、YouTubeやXでコンテンツを観漁っていた。私は基本的にいろんなコンテンツで”関係性”で推し始めることが多いのだが、ステージでのパフォーマンスや表情のかっこよさと普段のキャイキャイした可愛さのギャップに完全にやられた。

そうなるとSNSのおすすめ欄はK-POP関連が多くなるわけで、New Jeansやaespa、IVEの動画もよく出てくるようになった。New Jeansのミンジのことは、元々すごくしっかりしている子だと思っていたのだが、New Jeansを推している友人にMVを布教され、年末の数々の番組を観ていたらもうダメだった。全員可愛い。箱推し。

そして、ふと昔の大きなK-POPブームの時の少女時代やKARAとは曲の雰囲気が全然違うと感じた。日本でも同じことが言えるが、”K-POP”とか”J-POP"の範囲ってどこまでなんだろう。

 

映画

宇宙探索編集部

宇宙服でニンジンを垂らしてロバに乗っている男性や、鍋を被っている少年のジャケットで絶対に観たいと思っていた。冒頭からめちゃめちゃ笑ってコメディ要素強めだなーと思っていたが、「宇宙に人類が存在する意味」という大きな問いかけもあり興味深かった。ラストカットの地球の無限引き画が圧巻。宇宙の果てについて久々に考えるきっかけになった。

 

 

カゼトソラ - 小岩

蕎麦前で呑みたいと思い、前から気になっていたお店に友人たちと訪問した。

内装が唯一無二の不思議空間の古民家で、コースをいただいた。塩分が控えめなのに味が全部濃厚。料理は全て日本酒に合うし、器も色とりどりで綺麗。器に興味を持ちそうになった。デザートのモンブランパフェが特にすごい体験。栗をそのまま口に入れられたみたいな感覚で、他のお店のモンブランとは違う。

素材の味を感じるってこういうことなんだなあと感動した。

 

 

良い2023年だった。今年も去年ほどはアクティブには動けないかもだけど、様々なものを摂取していきたい。